外国法人の株式保有比率が2023年度に過去最高になったと日本取引所グループ(JPX)が2日に発表した。同期間の東証株価指数(TOPIX)は38%上昇し、世界の主要株式市場を上回るパフォーマンスを示していた。
JPXが発表した「株式分布状況調査」によると、外国法人等の保有比率は前年度比1.7ポイント増の31.8%と14年度の31.7%を上回り、比較可能な1970年度以降では過去最高を更新した。株式保有金額は320兆4750億円と前年度から約4割増えた。
23年度の日本株は4-6月期から騰勢を強め、今年3月には日経平均株価が史上最高値を更新した。デフレ経済からの脱却やコーポレートガバナンス(企業統治)改革への期待に加え、アジアで競合する中国株市場の低迷が目立ったことなどを背景に、海外投資家からの資金流入が勢いを増した。
投資部門別売買状況を見ると、23年度に海外投資家は3年ぶりに日本株を買い越し、買越額は7兆6906億円に膨らんだ。東証33業種別で外国法人等による保有比率が最も増えたのは海運業で、27.1%から32%へ拡大。最も保有比率が大きいのは46%の精密機器で、前年度から3ポイント増加した。
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2024-07-02 06:01:09Z
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