2020年01月04日17時27分
【ベイルート時事】日本からトルコ経由でレバノンに無断帰国した日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告の逃亡を手助けしたとして、トルコで「人の密輸」容疑で逮捕された男の1人が、レバノンのベイルートにいる知人から「国際的に重要な仕事がある」と逃亡への協力を要請され、応じなければ「子供や妻に危害を加える」と脅されたと説明していることが分かった。トルコのアナトリア通信が3日報じた。
この男は、トルコの民間航空会社MNG航空の幹部。恐怖を感じ、トルコのアタチュルク空港で「本人が誰なのか知らない」ままゴーン被告の航空機乗り換えを手助けしたという。事実なら、ゴーン被告側はトルコで脅迫罪にも問われかねない状況だ。
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2020-01-04 08:27:00Z
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