三菱自動車工業の経営トップを15年余りにわたって務め、一時、深刻な経営不振に陥った会社の立て直しにあたった益子修氏が今月27日、心不全のため亡くなりました。71歳でした。
益子氏は三菱商事の出身で、三菱自動車にはリコール隠し問題などを受けて深刻な経営不振に陥った平成16年に入り、翌年に社長に就任しました。
CEO=最高経営責任者や会長などとして15年余りにわたって経営トップを務め、この間、タイやインドネシアなど東南アジアでの事業拡大に力を入れたほか、家庭でも充電できるプラグインハイブリッド車などの開発を進めました。
一方、4年前には、不正な方法で燃費を測定していた問題が明らかになり、日産自動車から出資を受けて信頼の回復と経営の立て直しに当たりました。
また、おととしに日産のゴーン元会長の事件が発覚したあとには、混乱していた日産・ルノーとの3社連合の連携強化に主導的な役割も果たしました。
益子氏は今月7日、「中期の経営計画を発表し、将来への道筋がついたので一度、治療に専念したい」などと健康上の理由で会長を退任し、特別顧問に就任したばかりでしたが、今月27日に心不全のため亡くなりました。71歳でした。
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2020-08-31 08:37:13Z
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