2020年02月07日15時53分
鉄鋼最大手の日本製鉄は７日、和歌山製鉄所（和歌山市）と子会社の日鉄日新製鋼の呉製鉄所（広島県呉市）の高炉計２基を新たに休止すると正式発表した。呉製鉄所は他の生産設備などを全て休止し、２０２３年度上期末に閉鎖する計画。国際競争が激化する中、生産設備を集約し、経営効率化を加速するのが狙い。
２０年度末に計画していた八幡製鉄所小倉地区（北九州市）の高炉休止は、同年度の上期末に前倒しする。この結果、粗鋼生産能力の削減規模は、全体の１割前後に相当する年間約５００万トンに達する。他の生産設備も今後数年間で集約を進める。
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2020-02-07 06:13:00Z
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