13日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前週末比493円93銭(2.22%)高の2万2784円74銭で終えた。きょうの高値で取引を終え、6月10日以来およそ1カ月ぶりの高値となった。米国で新型コロナウイルスの治療薬の開発期待が強まり、景気敏感業種を中心に幅広い銘柄に買いが広がった。中国の上海株式相場が堅調だったことも支えとなり、東証1部上場の9割超の銘柄が上昇した。
上場投資信託(ETF)の分配金捻出のための売りが一巡したとみられることも需給面での警戒を和らげた。市場では、「米国では新型コロナの感染者数は増えているものの、死者数の伸びは緩やかで、大規模な経済活動の抑制策は実施されないだろう」(大手証券の情報担当者)との声があった。コロナ禍の中でも米国株相場の上昇基調は続くとの見方があり、日本株相場を押し上げた。
JPX日経インデックス400は反発し、終値は前週末比322.71ポイント(2.33%)高の1万4191.97だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、37.82ポイント(2.46%)高の1573.02で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆1386億円。売買高は12億1591万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は2032と、全体の94%を占めた。値下がりは126、変わらずは13銘柄だった。
ソニーが19年ぶり高値を更新した。ソフトバンクグループも連日で高値を付けた。ファストリ、任天堂、トヨタ、三菱UFJなど主力株がそろって上昇した。ファナック、三井不も上げた。一方、前週末に3~5月期の決算を発表した安川電は下げた。高島屋は一時800円を割り込み、17年8カ月ぶりの安値を付けた。東エレク、良品計画、エーザイは売られた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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2020-07-13 06:31:00Z
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