13日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発した。前週末比386円44銭(1.73%)高の2万2677円25銭で前場を終えた。上げ幅は一時400円を超えた。米国で新型コロナウイルスの治療薬への開発期待が高まり、幅広い銘柄に買いが広がった。国内で上場投資信託(ETF)の分配金捻出に伴う売りが一巡したとみられており、需給面での不安感が和らいだことも相場を押し上げた。
日本時間13日の米ダウ工業株30種平均の先物が終始高く推移したことも支えだった。米国では、14日のJPモルガン・チェースなど金融機関の決算発表が始まる。「新型コロナウイルスの感染拡大で業績への警戒が強いなかで、『想定ほど悪くない』との見方が広がれば日本株にもプラスになりそうだ」(国内証券の情報担当者)との声があった。
一方、国内では新型コロナの新たな感染者数が増加傾向にあり、経済活動停滞懸念がくすぶっていることは引き続き相場の重荷だった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反発した。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆833億円、売買高は6億2463万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1933と、全体の約9割を占めた。値下がりは206、変わらずは30銘柄だった。
前週末に3~5月期決算を発表した安川電は高く始まったものの、午前は2%安で終えた。ソフトバンクグループが連日で高値を更新したほか、ソニーは約半年ぶりに8000円台を回復した。ファストリ、任天堂、トヨタ、三菱UFJなどが上昇した。一方、東エレク、アドテスト、中外薬が下げた。前週末に今期最終赤字見通しを発表した良品計画も安かった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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2020-07-13 02:51:00Z
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