米銀最大手JPモルガン・チェースの4-6月(第2四半期)は前年同期比で51%の減益となったものの、過去最高のトレーディング収入が寄与し、減益幅は市場予想より小幅だった。
一方、新型コロナウイルス感染に伴う事業閉鎖や失業増加を受けて、貸倒引当金も過去最大の105億ドル(約1兆1300億円)となり、アナリスト予想を上回った。
トレーディング事業は市場乱高下の恩恵を受け、債券トレーディング収入は前年同期から倍増、株式トレーディング収入も30%余り増えた。トレーディング収入の過去最高更新は2四半期連続。
ジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は発表資料で、強いバランスシートのおかげで「あらゆる事態に対応することができる」と説明。「経済状況が実質的に大きく悪化しない限り、配当支払い継続が可能だ」と表明した。
株式と債券を合わせたトレーディング収入は前年同期比79%増の97億ドル。投資銀行業務の手数料収入は91%増。金融当局の支援プログラムをてこに企業が借り入れを急ぎ、債券引き受け収入は55%増えた。
純利益は46億9000万ドル(1株当たり1.38ドル)と、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均の1株当たり1.01ドルを上回った。
原題:
JPMorgan’s Record Trading Helps Ease Pandemic’s Toll on Profit(抜粋)
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2020-07-14 12:46:00Z
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