10日の東京株式相場は下落。米国で新型コロナウイルスの感染が加速していることや米金利低下から景気の先行きが不安視され、自動車、銀行や証券など金融株中心に内外需広く売りが増加している。原油先物安から鉱業など原油関連株も安い。
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〈きょうのポイント〉
アイザワ証券市場情報部の坂瀬勝義国内情報課長は「このところしっかりしていたことによる利益確定売りと、中国株が売られてきている影響が出ている」と述べた。きょうの中国上海総合指数は前日比0.9%安で始まり、一時1.4%安まで下げた。
業種別では銀行など金融株の下げが目立つ。みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジストは「金利低下と貸し出し増加に伴う将来的な不良債権コスト懸念から伝統的な商業銀行の収益環境は厳しい。これは日本も同じ状況だ」とみていた。
一方、昨日の米ナスダック総合指数の上昇が後押しとなり、電機株は上昇して株価指数の下値を支えている。「コロナ感染者数増大で半導体、在宅関連が米国では高い。以前のコロナ感染拡大時と同じ流れで、日本もそれを引き継いでいる」と、アイザワ証の坂瀬氏は話していた。
- 東証33業種では鉱業や証券・商品先物取引、石油・石炭製品、不動産、輸送用機器、陸運、銀行が下落
- 電機と情報・通信は上昇
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2020-07-09 22:55:00Z
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