【NQNニューヨーク=張間正義】20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に3営業日ぶりに反発し、前週末比8ドル92セント高の2万6680ドル87セントで終えた。決算発表が近づき、業績期待の高い大型ハイテク株が買われ相場上昇をけん引した。ただ、米国で新型コロナの新規感染者数が高止まりしており、米経済への懸念が上値を抑えた。
ダウ平均の構成銘柄ではソフトウエアのマイクロソフトが大幅高となった。22日の2020年4~6月期決算の発表を前に、好決算を見込んだアナリストの目標株価引き上げが相次いだ。スマートフォンのアップル、クレジットカードのビザの上げも目立った。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は前週末比263.90ポイント(2.5%)高の1万0767.09と続伸し、過去最高値を更新した。証券アナリストによる目標株価の引き上げが相次いだネット通販のアマゾン・ドット・コムが6営業日ぶりに大幅反発した。前週に売られた電気自動車(EV)のテスラは急反発した。
新型コロナウイルスのワクチン開発を巡る材料も投資家心理の改善につながった。英製薬のアストラゼネカは20日、英オックスフォード大と開発しているワクチンの初期の臨床試験で、強い免疫反応を確認したと発表した。米製薬のファイザーも同日、コロナワクチンが免疫システム反応を引き起こすことを確認したと公表した。
投資家心理を測る指標とされ「恐怖指数」と呼ばれる米株の変動性指数(VIX)は一時、24台前半と6月前半以来の水準まで低下した。
ダウ平均は上値が重い展開で、朝方には下落する場面もあった。コロナ感染の拡大が警戒され、化学のダウや石油のエクソンモービルなど景気敏感株が売られた。工業製品・事務用品のスリーエム(3M)も安い。
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2020-07-20 20:11:30Z
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