[東京 21日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は続伸が予想されている。前日の米国株市場で主要3指数が上昇した流れを引き継ぎ、高く始まる可能性が高い。その後も上海総合株価指数の続伸期待などが支えになりそうだという。日本は23日から4連休を迎えるため手控えムードも出やすく、前日に続き薄商いとなるとみられている。
日経平均の予想レンジは2万2650円─2万2950円。
オーバーナイトの米国株市場は、ダウが0.03%高、ナスダック総合が2.51%高、S&P総合500種が0.84%高で取引を終えた。アマゾン・ドット・コム(AMZN.O)やマイクロソフト(MSFT.O)などが買われ、ナスダック総合は終値ベースで最高値を更新した。
現在のドル/円は107.20円台で推移し、前日午後3時時点とほぼ同水準。シカゴの日経平均先物9月限(円建て)清算値は2万2790円、大阪取引所の夜間終値は2万2800円と、ともに現物終値を上回っている。日経平均は同水準を意識して反発して始まりそうだ。前日の上海株が高値引けだったこともあり、中国株の堅調推移も期待される。
日本は連休を控えていることもあり、前日の東証1部売買代金は2兆円を割り込む薄商い。きょうも積極的にポジションを傾けづらく、値がさのハイテク株や日経先物が主導する形で動くとみられている。
新型コロナウイルスを巡っては、国内で感染者の増加が懸念される一方、英アストラゼネカ(AZN.L)と英オックスフォード大学などからワクチンの有望な治験結果も出ている。市場からは「先週は東京都内のコロナ感染者増加のニュースを嫌気して下落する場面もあったが、やや耐性がついてきた。ネガティブなニュースが出ても、日銀のETF(上場投資信託)買いへの思惑も出るため売り崩しにくい」(国内証券)との声が出ていた。
きょうは大引け後に日本電産(6594.T)の決算発表がある。説明会で永守重信会長が足元の状況や先行きについてどのような見方を示すのか、ほかの製造業決算を占う意味でも関心が高い。
前営業日終値 年初来高値 年初来安値
日経平均.N225 22717.48 24115.95 16358.19
+21.06 2020年1月17日 2020年3月19日
シカゴ日経平均先物9月限 22790(円建て)
杉山健太郎
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2020-07-20 22:43:00Z
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