オンワードHD(写真上)とZOZOは提携を正式発表した
オンワードホールディングス(HD)は13日、ZOZOとオーダーメードの衣料品の製造販売で提携すると正式に発表した。ZOZOが持つ約100万件の体形データを活用。男女向けのジャケットやパンツなどを10日程度で製造して届けるサービスを8月下旬に始める。今後、取り扱いを靴などの商品にも広げ、5年で年間売上高を100億円に育てたい考えだ。
新サービスはZOZOの衣料品通販サイト「ZOZOTOWN」で展開する。利用客が自分の身長と体重を選択するだけで、体形に合ったオーダーメードのジャケットやパンツを注文できる。商品はオンワードHDが中国のグループ工場で製造し、10日~2週間で自宅などに届ける。
商品は男女向けにジャケットやパンツ、ワンピースなど計28種類をそろえ、価格は1万3千~3万円台に設定する。
ZOZOは全身採寸用ボディースーツ「ゾゾスーツ」などで、約100万件の体形データを蓄積しており、このデータを活用する。オンワードHDは製造ラインの自動化などにより、注文から最短1週間で商品を届けるオーダーメード事業に力を入れている。2社が強みとする分野を組み合わせる。
今回の協業を機に、オンワードHDは2018年末に撤退したZOZOTOWNに「J・プレス」などの11ブランドを再出店する。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けてアパレル業界の経営環境は急速に悪化。オンワードHDの20年3~5月期の最終損益は24億円の赤字(前年同期は16億円の黒字)だった。実店舗からネットで買う流れも加速している。対応を迫られているアパレル大手とネット専業の協業が今後も広がる可能性がある。
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2020-07-13 01:10:03Z
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