【ソウル=名村隆寛】韓国政府は2015年から日本製バルブに課していた反ダンピング(不当廉売)課税を19日午前0時をもって撤廃したが、公式コメントはなかった。世界貿易機関(WTO)のルールで認められた反ダンピング課税の5年間が満了したという理屈であり、日本側の主張を受け入れたと認めたくないようだ。
韓国側は、昨年9月のWTO判断について、13項目中10項目で勝訴したと主張。敗訴した3項目については昨年11月、日本側とWTOの勧告履行の期限である今年5月30日までに是正することに合意した。
韓国貿易委員会は5月にWTO判断の履行報告書を採択し、韓国企画財政省は官報に掲載した。ダンピング防止のための課税措置の撤廃を表明していたが、WTOの反ダンピング協定と韓国の関税法に基づき、当初予定の5年間(2015年8月19日~20年8月18日)課すとした。
勧告履行の期限(本来の是正期限)を過ぎての課税継続に対し、日本側は遺憾を表明したが、韓国としては、措置を終了し課税の延長はしておらず、「形式的にはWTOの勧告を忠実に履行した」と言いたいのかもしれない。
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2020-08-19 07:38:00Z
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