Kamis, 22 Oktober 2020

ゴールドマン、米当局が23億ドル超の制裁金-現旧経営陣ら報酬返還へ - ブルームバーグ

ゴールドマン・サックス・グループはマレーシアの政府系投資会社1マレーシア・デベロップメント(1MDB)の不祥事に絡み米当局から制裁金を科され、支払いに合意した。1MDBの資金流用事件で同行が果たした役割について、初めて有罪を認める。

  アリクサンドラ・スミス米連邦検察官によると、ゴールドマンが米当局に支払う制裁金は23億ドル(約2400億円)超と、米海外腐敗行為防止法(FCPA)違反に対する制裁金では過去最大。この関連で同行が支払う制裁金は世界全体で50億ドルを超える。

  同行のマレーシア子会社は、1MDBを通じて巨額の資金流用を可能にしたスキームへの関与で有罪を認めた。

  説明を受けた関係者によると、ゴールドマンはデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)ら最高幹部の報酬をカットし、ロイド・ブランクファイン前CEOには支給済み報酬の一部返還を請求する。減給・返還請求は現旧経営陣の十数人に及び、合計で1億7400万ドルに達すると、同社が発表文で明らかにした。

  ニューヨーク市ブルックリンの裁判所の公判記録によると、ゴールドマン本体は訴追延期合意と呼ばれる司法取引に応じることで有罪判決が下される可能性を回避した。有罪判決が下れば、前科のある金融会社との取引が禁じられている一部の機関投資家を失うリスクがあったため、ゴールドマンにとって好結果を意味する。

  これとは別に英国の金融監督当局は、1MDBに関連した同行のリスク管理不備に対し9660万ポンド(約132億6400万円)の制裁金を科した。

原題:Goldman Gets Record 1MDB Fine; Solomon Faces Pay Reduction (2)(抜粋)、Goldman to Take $174 Million in Pay From Solomon, Others on 1MDB(抜粋)、U.K. Regulators Fine Goldman Sachs GBP96.6m on 1MDB(抜粋)

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2020-10-22 19:03:00Z
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