Selasa, 22 Desember 2020

三菱UFJ銀行、頭取に半沢氏 13人抜きで常務から昇格 - 日本経済新聞

三菱UFJ銀行の半沢淳一・取締役常務執行役員

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、傘下の三菱UFJ銀行の頭取に同行の取締役常務執行役員の半沢淳一氏(55)が昇格する人事を固めた。計13人いる副頭取や専務を抜き、同行で初めて常務から頭取になる。世代交代を早めて収益モデルや企業文化の改革を一段と進める。三毛兼承頭取(64)は持ち株会社であるMUFGの会長に就く。

半沢氏はMUFGの指名・ガバナンス委員会の承認を受けて2021年4月に就任する。20年4月にMUFGと信託銀行の社長を交代しており、銀行も含めてグループの経営体制を刷新する。

半沢氏は主に銀行の中枢である経営企画部門を歩み、18年には名古屋の営業責任者に就いた。現在は最高法令順守責任者(CCO)を務める。マネーロンダリング(資金洗浄)対策などの規制が強まるなか、事業を拡大した海外のコンプライアンス体制の強化にあたる。

三毛頭取は19年にインドネシアの現地銀行であるバンクダナモンの買収を決め、アジアでの商業銀行網を構築した。若手行員を登用しやすくする人事制度を導入するなど行内の風土改革にも努めた。

三菱UFJ銀の頭取はこれまで副頭取からの昇格しか例がなく、常務からの登用は年次に基づく人事が中心の銀行で異例となる。実力本位の処遇をトップ人事でも示す。21年春には新しい中期経営計画を公表する予定で、経営陣を入れ替えて事業構造の転換を進める。

半沢氏は1988年、人気ドラマ「半沢直樹」の原作者である池井戸潤氏と同期で三菱銀行(現三菱UFJ銀行)に入行した。

半沢 淳一氏(はんざわ・じゅんいち) 88年(昭63年)東大経卒、三菱銀行(現三菱UFJ銀行)入行。14年執行役員、19年取締役常務執行役員。55歳。埼玉県出身

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Nikkei Asia

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2020-12-22 08:00:00Z
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