Kamis, 09 April 2020

米国株、続伸で始まる ダウ一時500ドル超上昇 FRBの新たな資金供給を好感 - 日本経済新聞

【NQNニューヨーク=川内資子】9日の米株式相場は続伸して始まり、ダウ工業株30種平均は前日比520ドル74セント高の2万3954ドル31セントまで上げる場面があった。新型コロナウイルスの感染拡大が近くピークを過ぎるとの見方から投資家心理が上向いている。米連邦準備理事会(FRB)が企業向けの新たな資金供給策を発表し、米景気の支えになるとの期待も買い誘った。

FRBは9日朝、新型コロナの感染拡大で苦しむ企業や家計を支援するための最大2兆3000億ドルの資金供給策を発表した。従業員1万人以下の企業に対する民間銀行を通じた6000億ドルの融資が柱。ゼロ金利政策や量的金融緩和に加えて、企業の資金繰りを支援する異例の措置で米経済の悪化を抑える。

前日夕に動画配信サービス「ディスニー・+(プラス)」の視聴者数が5000万人を超えたと発表した映画・娯楽のウォルト・ディズニーが大きく上昇。新型コロナの有望な治療法をみつけ、今夏にも臨床試験を始めると伝わった製薬のファイザーも高い。航空機のボーイングや金融のJPモルガン・チェースの上げも目立つ。

朝方発表の週間の新規失業保険申請件数は660万6000件と、過去最大だった前週(686万件)並みの高水準だった。ただ、想定の範囲内だとして相場の反応は限られている。

Let's block ads! (Why?)


https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiPGh0dHBzOi8vd3d3Lm5pa2tlaS5jb20vYXJ0aWNsZS9ER1hMQVMzTEFOWTAxX1owMEMyMEE0MDAwMDAwL9IBAA?oc=5

2020-04-09 13:53:45Z
52782338281971

Tidak ada komentar:

Posting Komentar