【ニューヨーク=小林泰明】米IT大手アップルとグーグルは10日、スマートフォンを使い、新型コロナウイルスの感染者に接触した可能性がある人を追跡するシステムを共同開発すると発表した。感染判明者と濃厚接触した可能性がある人に通知が届く仕組みだ。
まずは5月に、この仕組みを各国の公衆衛生当局の公式アプリ向けに提供できるようにする。さらに、数か月後かけて両社のスマホOS「iOS」と「アンドロイド」自体に機能を組み込み、広く利用できるようにする方針だ。
両社が開発するシステムは、スマホにある近距離無線通信「ブルートゥース」の機能を使って近くにあるスマホを検知し、その情報を匿名で蓄積。感染が判明した場合、その本人の同意を得たうえで過去14日間に濃厚接触した可能性がある人に連絡される。
ただ、プライバシー侵害の懸念もあることから、両社はシステムの利用について「明示的な利用者の同意が必要だ」と強調。個人を特定できる情報や位置情報は収集しないとしたほか、誰が感染したかの情報はアップルやグーグルも把握できないとしている。
アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は10日、ツイッターに「接触状況の追跡は、新型コロナウイルスの感染拡大を遅らせるのに役立つ」と投稿し、意義を強調した。
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2020-04-11 08:14:00Z
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