15日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日に比べ290円ほど高い2万2800円台後半で推移している。上げ幅は一時300円を超えた。新型コロナウイルスのワクチン開発の進展を背景に、経済活動が早期に再開されるのではとの思惑が浮上。短期勢を中心とした買いが入っている。
米バイオ製薬のモデルナが、開発中のワクチンについて、早期の治験で参加者全員に抗体の生成が確認できたと発表した。最終的な治験を月内に実施する計画。米ダウ工業株30種平均の先物相場が日本時間15日朝に一時、前日の清算値を300ドル超上回ったこともあり、投資家のリスク許容度が改善している。
世界的に新型コロナの感染拡大が続き、国内でも東京都が感染の警戒レベルを4段階中で最も深刻な段階に引き上げると報じられている。ただ足元ではワクチン開発の進展への期待が優勢だ。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに反発した。
幅広い銘柄が買われるなか、前日の米株式市場の流れを引き継いで鉄鋼や鉱業、空運など景気敏感銘柄に物色の矛先が向かっている。ユニチカや板硝子が高い。日産自が買われ、日野自やスズキも上げている。一方、協和キリンや塩野義が下げている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiPGh0dHBzOi8vd3d3Lm5pa2tlaS5jb20vYXJ0aWNsZS9ER1hMQVNTMElTUzExX1YxMEMyMEE3MDAwMDAwL9IBAA?oc=5
2020-07-15 00:28:00Z
52782586600040
Tidak ada komentar:
Posting Komentar