Rabu, 22 Juli 2020

テスラ、コロナでも最終黒字維持 4~6月 - 日本経済新聞

新型コロナの影響でEV生産を一時止めたテスラのフリーモント工場(米カリフォルニア州)=ロイター

新型コロナの影響でEV生産を一時止めたテスラのフリーモント工場(米カリフォルニア州)=ロイター

【シリコンバレー=白石武志】米テスラが22日発表した2020年4~6月期決算は最終損益が1億400万ドル(約110億円)の黒字(前年同期は4億800万ドルの赤字)だった。期中に新型コロナウイルスの影響で米国の電気自動車(EV)工場が一時停止したが、稼働を続けた中国・上海市の新工場が生産と販売を支えた。

売上高は前年同期比5%減の60億3600万ドルだった。最終損益が黒字となったのは19年7~9月期以降、4四半期連続。事前の赤字予想を覆して最終黒字を保ったことから、22日の米国市場の時間外取引でテスラ株は終値を大きく上回る水準で取引されている。

新型コロナ対策の行動制限が全米規模に広がり、米カリフォルニア州にあるテスラのEV工場も3月下旬から約1カ月半、稼働停止を余儀なくされた。米国販売は大きく落ち込んだとみられるが、19年末に稼働した上海新工場が生産を続けたことで20年4~6月の世界販売台数は9万891台と5%減の落ち込みにとどまった。

環境・社会・企業統治を重視するESG投資の広がりを追い風に、テスラの株価は過去1年で約6倍に伸びた。22日の終値ベースの時価総額は2951億ドル(約31兆6000億円)となり、7月1日に逆転したトヨタ自動車(時価総額は22日終値ベースで約21兆9000億円)に1.4倍の差をつけている。

22日午後(日本時間23日朝)からイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)らがアナリスト向けの電話会見に出席し、今後の見通しなどについて説明する予定だ。

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2020-07-22 20:41:08Z
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