20日の米株式相場は反発。テクノロジー大手が上昇し、ナスダック100指数は最高値を更新した。朝方の米国株は、先週の米新規失業保険申請件数が予想外に増加したことから、軟調に推移していた。米国債は上昇。
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薄商いとなったこの日はアップルやテスラといった大型ハイテク銘柄が大幅上昇し、エネルギー銘柄や銀行株の下落分を十分に埋め合わせた。
テスラ株が上昇、一時2000ドル突破-時価総額はウォルマート超え
インテルは自社株買いを加速させるとの発表が好感されて値上がり。ズーム・ビデオ・コミュニケーションズはアナリストの目標株価引き上げを材料に急伸。ウーバー・テクノロジーズとリフトは運転手の地位変更の実施遅延を裁判所が認めたことから上昇した。
S&P500種株価指数は前日比0.3%高の3385.51。ダウ工業株30種平均は46.85ドル(0.2%)高の27739.73ドル。ナスダック総合指数は1.1%上昇。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の0.65%。
オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ氏は、「パンデミック(世界的大流行)時の選好先として、ハイテク株はますます投資家に愛されている」と指摘。「この市場では誰もショートにしたがらないため、今日はハイテク株に資金を戻す動きが見られた」と説明した。
外国為替市場ではドルが反落。原油相場の下落で資源国通貨は軟調となり、ニュージーランド・ドルやノルウェー・クローネも下げた。ユーロが早い時間の下げを埋めて上昇に転じる中、ドルは下げ幅を拡大した。
主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%低下。ドルは対円では0.3%安の1ドル=105円80銭。ユーロは対ドルで0.2%高の1ユーロ=1.1860ドル。
ニューヨーク原油先物相場は反落。この1週間で最大の値下がり。米労働市場の回復に時間がかかることが統計で示され、エネルギー需要の回復も遅れるとの懸念が広がった。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物9月限は、前日比35セント(0.8%)下げて1バレル=42.58ドルで終了。9月限はこの日が最終取引。中心限月となった10月限は、29セント安い42.82ドル。ロンドンICEの北海ブレント10月限は、47セント下落し44.90ドル。
ニューヨーク金スポット価格は反発。景気回復の道筋に対する不安が広がったほか、貿易を巡る米中の緊張で金への逃避が活発になった。
ニューヨーク時間午後2時現在、金スポット価格は前日比0.6%高い1オンス=1940.45ドル。一方で先物相場は続落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前日比で1.2%安い1オンス=1946.50ドルで終了した。
原題:Stocks Rise as Big Tech Sends Nasdaq 100 to Record: Markets Wrap(抜粋)
Dollar Resumes Decline as Euro Gains; Kiwi Retreats: Inside G-10(抜粋)
Oil in Retreat With U.S. Economic Data Flagging Spotty Rebound(抜粋)
PRECIOUS: Gold Rises With Growth Fears Bolstering Haven Demand(抜粋)
(第5段落以降に市場関係者コメントを追加、相場を更新します)
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2020-08-20 21:09:00Z
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