財務省が19日発表した7月の貿易統計(速報)によると、全体の輸出額は前年同月比19・2%減の5兆3689億円だった。各国での経済活動の再開を受け、2か月連続でマイナス幅は縮小したが、依然として大きい。ただ、中国向けは、新型コロナウイルスの感染拡大後では初めてとなる7か月ぶりのプラスに転じた。
中国向けは8・2%増の1兆3290億円だった。銅など非鉄金属の輸出が7割以上増え、半導体など製造装置、自動車の輸出も好調だった。
米国向けは19・5%減の1兆914億円。2か月連続でマイナス幅が縮小した。一方、欧州連合(EU)向けは30・5%減の4393億円で、6月に比べて下げ幅が拡大した。中国を含むアジア向けは8・2%減の3兆1762億円だった。
品目別では、自動車が30・0%減、自動車部品が32・5%減で、海外の需要減少による大幅な落ち込みが続いている。自動車では米国向けが6・7%減だった一方、EU向けが48・5%減と不振だった。船舶も68・2%減った。
一方、全体の輸入額は22・3%減の5兆3572億円だった。原油価格の下落や経済活動の停滞による需要の減少で、原油や天然ガス、石炭など資源関連の輸入額が減少した。このため、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は116億円の黒字で、4か月ぶりに黒字となった。
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2020-08-19 03:03:05Z
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