新潟県湯沢町にある「苗場プリンスホテル」は、収容人数3600人、冬は首都圏を中心にスキー客が訪れ、近年は外国人の宿泊客が増えていました。
夏は国内最大級のロックの祭典「フジロックフェスティバル」の宿泊客も大勢泊まる、地域の観光産業を代表するリゾートホテルです。
しかし、ことしは新型コロナウイルスの影響で4月中旬から先月下旬まで休業しました。
先月23日に営業を再開した際は、受付に仕切り板を設置し、手すりやエレベーターのボタンなどを1時間に1回、消毒。
大勢の人が集まる場所での食事は避けたいという要望に応えるため、家族やグループだけで食事ができるプランを用意するなど、感染症対策を徹底してきました。
しかし、最も期待していた長岡の花火大会や「フジロックフェスティバル」がことしは開催されず、宿泊の予約が激減しました。
さらに、東京を中心に首都圏からの利用客が6割を占めるこのホテルでは、「Go Toトラベル」の割り引きの対象から東京が除外されたことも影響して7月末時点で、営業再開から12月までの予約が去年と比べて9割減少しました。
収容人数が多く、人件費や光熱費などを考えると、十分な収益を見込めないことから、ホテルは今月16日から12月24日まで臨時休業することを決め、150人いる従業員の一部はグループの別のホテルなどで勤務することになりました。
支配人の竹鼻宏治さんは「お客様をはじめ、ホテルに携わる関係者にはご迷惑をおかけしますが、1日でも早く決断をしてお知らせしました。冬にスキーやスノーボードでお越しになった方に満足いただくために、この期間にしっかり準備し、営業を再開したいと考えています」と話しています。
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2020-08-21 10:31:46Z
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