ドコモの「ahamo」が料金プランなら、KDDIの「UQモバイル」も実質的な料金プランの1つと言えそうです。
KDDIは本日(12月9日)、メインブランドの「au」とサブブランド「UQモバイル」間の移行手数料を2021年2月に撤廃すると発表。その中で、夏以降『ブランド間の移行手続きを料金プランと同様のシンプルなものに変更する』とも明かしました。
この詳細についてKDDI広報部は『MNP番号の取得やご契約情報の再入力など、可能な限り不要とするよう検討しています』とコメント。これが実現すれば、他キャリアへの乗り換えに近い現在の手続きと比べて、格段の手軽さで”auのプラン”と”UQモバイルのプラン”を乗り換えられるようになります。
背景には政府からの圧力があります。武田良太総務大臣は、政府の携帯値下げ要請に対して『サブブランドで値下げした』とするKDDIとソフトバンクに対し、サブブランドへ移行する際の手数料と煩雑な手続きを問題視していました。今回のKDDIの対応は、こうした指摘に応えるものとなります。
なお、ドコモが料金プランとする「ahamo」(アハモ)は、来年5月まではシステム改修の関係で、既存のドコモユーザーが移行する場合でもMNP手続きが必要です。また、ソフトバンクもメインブランドとサブブランド(ワイモバイル)間の移行手数料の撤廃は表明していますが、現時点で手続きの簡素化については言及していません。
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2020-12-09 11:38:14Z
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