Minggu, 07 Februari 2021

英半導体ダイアログ、ルネサスに会社売却協議 - 日本経済新聞

ルネサスエレクトロニクス

【ロンドン=佐竹実】米アップルなどを顧客に持つ英半導体大手ダイアログ・セミコンダクターは7日、同業大手のルネサスエレクトロニクスへの会社売却について協議していると発表した。ルネサスが提示した買収額は約49億ユーロ(約6220億円)にのぼる見込み。ダイアログは交渉の進捗について「必要に応じて公表する」としている。

ダイアログはロンドン郊外に本社を置き、独フランクフルト証券取引所に上場している。発表によると、ルネサスは現金による買収を提示した。1株当たり67.5ユーロで、5日の終値を約2割上回る水準だ。ダイアログは1月、20年10~12月期の売上高が最大4億4100万ドル(約463億円)になりそうだと発表した。高速通信規格「5G」向けスマートフォンやタブレット向けの需要が旺盛なことを受けて上方修正した。

ブルームバーグ通信が7日、ダイアログがルネサスから49億ユーロで買収提案を受けていると報じ、ダイアログは協議が進展していることを認めた。ダイアログは複数の買い手候補と交渉しており、スイスの半導体大手STマイクロエレクトロニクスとも協議していたという。

半導体関連企業のM&A(合併・買収)は相次いでいる。米半導体大手エヌビディアは20年9月、ソフトバンクグループ(SBG)傘下の英半導体設計大手アーム買収でSBGと合意した。最大400億ドル(約4兆2千億円)の大型買収だが、英国の競争当局である競争・市場庁(CMA)など各国の当局が市場競争上、問題が無いか調査している。

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2021-02-07 23:31:44Z
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