Kamis, 26 September 2019

刃物「なぜ通した」…座り込む空港乗客、疲労と憤り - 読売新聞

 大阪(伊丹)空港の保安検査場をナイフを持った乗客が通過したトラブルで、26日午前の検査場閉鎖は約2時間にわたって続いた。多数の便が欠航を余儀なくされ、空港ターミナルビルのロビーには、電光掲示板の画面を見ながら再開を待つ乗客らであふれた。

 閉鎖されたのは、主に全日空便が発着する南ウイングの保安検査場。検査場のある2階ロビーでは、乗客らが疲れた表情で座り込み、検査のやり直しを待った。

 2階に続く階段にはロープが張られ、新たな入場を制限。全日空の社員らが拡声機で「再検査を実施しています。混雑のため入場規制をしています」とアナウンスを繰り返し、乗客らに理解を求めた。

 大阪市から家族5人で東京に向かう予定だった女性会社員(36)は午前8時過ぎに到着して検査を終え、搭乗口前で待機中に検査のやり直しを係員に告げられた。幼い子3人を抱え、「子どもたちは初めての飛行機を楽しみにしていたのに残念」と疲れた表情で話した。

 大阪市のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」を訪れ、午後1時15分発の便に乗って帰宅するはずだったという熊本県天草市の女性看護師(21)は「どうして刃物を持っていたとみられる人を保安検査で通してしまったのか。いつ帰れるかわからず、迷惑だ」と憤っていた。

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https://www.yomiuri.co.jp/national/20190926-OYT1T50237/

2019-09-26 06:53:00Z
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