Selasa, 11 Agustus 2020

楽天、9年ぶり最終赤字274億円 携帯投資重荷、1~6月 - 日本経済新聞

携帯電話事業の基地局整備などの費用が膨らんだ

携帯電話事業の基地局整備などの費用が膨らんだ

楽天が11日発表した2020年1~6月期の連結決算(国際会計基準)は、最終損益が274億円の赤字(前年同期は1002億円の黒字)だった。同期間の最終赤字は東日本大震災のあった11年以来9年ぶり。新型コロナウイルスの感染拡大による巣ごもり消費で売上高は過去最高となったが、携帯電話事業の基地局整備などの費用が膨らんだ。

売上高にあたる売上収益は16%増の6787億円と過去最高だった。新型コロナで外出を控える動きが広がり、電子商取引(EC)の利用が伸びた。旅行予約などは大きく減ったが、ECを含むインターネットサービス事業の売上収益は9%増の3928億円だった。

営業損益は207億円の赤字(前年同期は1118億円の黒字)だった。携帯事業のセグメント損益は824億円の赤字(前年同期は189億円の赤字)と赤字幅が広がった。前年同期に計上した有価証券評価益約1100億円もなくなった。20年12月期通期の業績見通しは開示しなかった。

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2020-08-11 06:28:55Z
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