9日にニューヨーク証券取引所で上場初日を迎えたドアダッシュは一時、新規株式公開(IPO)価格から92%上昇した。米国の今年のIPO規模は既に過去最高を更新しており、投資家の高揚感があらためて示された。
アプリを利用した食事宅配サービスで米最大手の同社は依然赤字企業だが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う巣ごもり需要が追い風になっている。
ドアダッシュは182ドルで初値を付けた後、一時195.50ドルまで上昇。終値は189.51ドルと、IPO価格を約86%上回った。IPO価格は102ドルで、同社は今回のIPOで33億7000万ドル(約3500億円)を調達した。
ドアダッシュの上場初日の上昇率は、米国の大型IPOとしては今年3番目の大きさとなった。これを受け、時価総額は600億ドル、完全希薄化ベースでは713億ドルに達し、食品大手のクラフト・ハインツやヨガウエア販売のルルレモン・アスレティカ、自動車のフォード・モーターを上回った。
ブルームバーグ集計のデータによると、ドアダッシュを含む企業が今年に入り米証券取引所で実施したIPOの規模は計1600億ドル余りと、既に過去最高となっている。
原題:DoorDash’s 92% Jump Adds to Blistering Year for Unicorn IPOs(抜粋)
(株価を更新し、背景を追加します)
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2020-12-09 18:57:00Z
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