[東京 8日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、軟調な展開が想定されている。オーバーナイトの米国株式市場でダウ工業株30種とS&P総合500種が下落した流れを引き継ぎ、景気敏感セクターを中心に売りが先行する見通し。ただ、押し目買い意欲は依然として強いため、売り一巡後は下げ幅を縮小する場面が見られそうだ。
日経平均の予想レンジは2万6300円─2万6600円。
7日の米国株式市場は、ダウ工業株30種とS&P総合500種が下落し、ナスダック総合が最高値で取引を終えた。カリフォルニア州で新たに新型コロナウイルス感染抑制策が導入され、米経済への影響が懸念されるものの、大型グロース(成長)株へシフトする動きから、アップルやフェイスブックなど指数寄与度の高い銘柄が上昇した。
現在のドル/円は104.00円近辺で、前日午後3時時点から横ばい。シカゴの日経平均先物12月限(円建て)清算値は2万6435円と、前日の現物指数の終値を下回っている。日経平均は寄り付きから軟調な展開が想定されるが、押し目買いや日銀のETF(上場投資信託)買いに対する期待が下支えとなり、徐々に下げ幅を縮小する場面が見られそうだ。
みずほ証券のシニアテクニカルアナリスト、三浦豊氏は「前日の日経平均は下落したものの、短期急騰による過熱感はまだある。11日のメジャーSQまでは過熱感を抱えながらもみあう展開が続くだろう」との見方を示した。きょうは手掛かり材料に欠けるため、「米中関係悪化が懸念される中での上海・香港株などのアジア株、為替のドル/円、国内での新型コロナ新規感染者数などを横目に株価が上下するのではないか」(同)とみている。
きょうの主なスケジュールでは、国内で追加経済対策が決定されるほか、米国で週間レッドブック大規模小売店売上高などの発表が予定されている。
前営業日終値 年初来高値 年初来安値
日経平均 26547.44 26894.25 16358.19
-203.80 2020年12月7日 2020年3月19日
シカゴ日経平均先物12月限 26435(円建て)
佐古田麻優
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiQ2h0dHBzOi8vanAucmV1dGVycy5jb20vYXJ0aWNsZS90b2t5by1zdHgtb3V0bG9vay0xMjA4LWlkSlBLQk4yOEgyWUTSATdodHRwczovL2pwLm1vYmlsZS5yZXV0ZXJzLmNvbS9hcnRpY2xlL2FtcC9pZEpQS0JOMjhIMllE?oc=5
2020-12-07 22:51:00Z
CAIiEFnZUSeC_FsqGQGgaTSnc6AqGQgEKhAIACoHCAowroX-CjDCyvYCMOrc3AU
Tidak ada komentar:
Posting Komentar