7日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比235円03銭(0・79%)高の2万9894円92銭で終えた。6日の欧州株高を支えに株価指数先物への買いが主導する形で朝方から買いが入り、日経平均は5カ月ぶりに3万円台に乗せる場面があった。一方で目先の達成感から利益確定などの売りが出やすく、上昇に一服感もみられた。
今週末10日に株価指数先物・オプション9月物の特別清算指数(SQ)の算出を控え、短期筋の売り方の買い戻しが入っているとの声が聞かれた。次期政権による経済対策などへの期待や新型コロナウイルスの新規感染者数の頭打ち感も相場を下支えした。
日経平均は買い一巡後に伸び悩んだ。日経平均は前日までの6営業日で2000円超上昇しており、市場では「短期的な過熱感があり、戻り待ちの売りに押されて売り買い交錯になりやすい」(岡三オンライン証券の伊藤嘉洋チーフストラテジスト)との見方があった。国内の機関投資家から売りが出ているとの声も出ていた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに続伸した。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆7445億円、売買高は6億3277万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1324と、全体の約6割を占めた。値下がりは741、変わらずは122銘柄だった。
ソフトバンクグループや塩野義、マルハニチロが上昇した。日経平均構成銘柄への10月からの採用が発表されたキーエンスや村田製も高い。一方、海運大手3社がそろって下落。ZHDやニコンも売られた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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2021-09-07 03:02:53Z
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