インターネット匿名掲示板「２ちゃんねる」創始者で元管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏（４４）が５日、ＴＢＳ系「サンデージャポン」（日曜前９・５４）にＶＴＲ出演。新設されたデジタル庁の採用に応募していたことを明かした。ひろゆき氏は、議論して相手の考えを破る「論破」に長けた“論破王”として知られている。
この日、番組では今月１日に発足した「デジタル庁」を取り上げ、「生活がどう変わるのか？」などを解説した。そのＶＴＲの中に登場したのはひろゆき氏。過去にデジタル庁に応募したといい、その理由について「（自身が）『デジタル庁のここが良くない』とか言うと思ったんですよね。そうすると、『じゃあ、お前がやれ』って絶対言われると思ったんで。ひとまず応募してみようかなと思ったら、落ちたって感じです」と説明した。
続けて、「履歴書送って、面接２回ぐらい受けたかな」とし、番組スタッフに「面接のときに試験官を論破した？」と聞かれると、「普通に対応したつもり。たぶん扱いづらそうな感じが伝わったのかなと思いますけど」と振り返った。
ＶＴＲ明け、ＭＣを務めるお笑いコンビ、爆笑問題の太田光（５６）は「俺が面接官だったら、ひろゆき来たら落とす。顔見た瞬間に落とす」と冗談交じりに言い放って笑いを誘った。一方、ソフトバンクグループ（ＳＢＧ）の孫正義会長兼社長は、自身のツイッターで「ひろゆきがデジタル庁に応募したというのも驚いたけど、落とされたっていう事に更に驚いた。彼なら長官として最適な気がする。彼みたいな人が責任者なら日本も変わると思うけどなぁ」とつぶやくなど、反応はさまざまだった。
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2021-09-05 07:08:00Z
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