米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は8日、米短文投稿サイトのツイッターが、中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」側と、買収の可能性に関する事前協議を行ったと報じた。関係者の話として伝えた。
関係者によると、ツイッターがティックトックの買収交渉に本格的に乗り出すかどうかは不明としている。ティックトックの米国事業などの買収交渉を既に公表した米マイクロソフト(MS)が先行しているという。
ティックトックを巡っては、対中強硬姿勢を強めるトランプ米大統領が6日に、ティックトックを運営する中国のIT企業「北京字節跳動科技(バイトダンス)」との取引を45日後から禁止する大統領令を出し、米国事業売却への圧力を強めている。
ティックトックの米国事業は数百億ドル(数兆円)規模に上るもようだ。MSの時価総額は1兆6千億ドルを上回る一方で、ツイッターは約290億ドルにとどまる。(共同)
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2020-08-09 00:17:00Z
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