14日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸し、前日比24円95銭(0.11%)高の2万3626円73銭で終えた。政府が第3次補正予算案を編成すると報じられたことなどで景気持ち直しへの期待が広がったほか、米ダウ工業株30種平均の先物相場が堅調に推移したことも投資家心理を支えた。
前日の米国株の下落や、新型コロナウイルスのワクチンや治療薬で開発中断が相次いで伝わったことでリスク許容度が低下。景気敏感株を中心に売りが広がり、日経平均も下落して始まった。
ただ2万3500円近くまで下がると押し目買いの好機との見方もあり、買いが入った。市場からは「過熱感のある米国に比べて日本株は割高感が乏しく、日本株買いに意欲を示していた海外投資家も多かった。下落した局面で買いに入った投資家もいたのではないか」(外資系証券の売買担当者)との声もあった。
もっとも、米国の追加経済対策を巡る協議の停滞や欧米での新型コロナの感染動向、米大統領選など不透明感も強く、上値を追う動きは限定的だった。2020年4~9月期の決算発表が本格化するのを前に様子見姿勢も強く、結局は前日終値を挟んだ動きにとどまった。
JPX日経インデックス400は反落。終値は前日比39.37ポイント(0.27%)安の1万4796.59だった。東証株価指数(TOPIX)は反落し、5.20ポイント(0.32%)安の1643.90で終えた。
東証1部の売買代金は概算で1兆9458億円。売買高は9億6737万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は735と、全体の3割強にとどまった。値下がりは1355銘柄、変わらずは86銘柄だった。
東エレクやソフトバンクグループ、ファストリなど値がさ株の上昇が目立った。Jフロントやサイバー、エムスリーも上がった。一方、日揮HD、コニカミノル、ANAHD、楽天が売られた。三菱自、SUBARU、日産自など自動車株も安かった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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2020-10-14 06:33:00Z
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