【ニューヨーク時事】週末7日午前のニューヨーク株式相場は、4月の米雇用統計が低調な結果となったものの買い意欲は根強く、続伸している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は寄り付き直後に取引時間中の史上最高値を再び更新。午前9時55分現在は、前日終値比94.65ドル高の3万4643.18ドルで取引された。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同時刻現在、104.13ポイント高の1万3736.97。
米労働省の発表によると、景気動向を反映する非農業部門の就業者数は前月比26万6000人増にとどまり、伸びは3月実績(77万人増=改定)から鈍化。市場予想(97万8000人増=ロイター通信調べ)を大きく下回った。また、失業率も低下の予想に反し、6.1%と0.1ポイント上昇。新型コロナウイルス危機を受けた経済対策とワクチン普及により、雇用が一段と拡大するとの観測を覆す結果となった。
発表を受け、景気敏感株に売りが出る一方、割高感の薄れた主要ハイテク株が物色されている。米連邦準備制度理事会(FRB)による金融緩和策の早期縮小観測が後退したことも株価の押し上げ材料。
個別銘柄を見ると、ナイキが3.3%高、シスコシステムズとアムジェンがそれぞれ1.4%高。前日夕方に四半期決算を発表したアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)も2.5%高で推移している。(了)
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiRWh0dHBzOi8vZmluYW5jZS55YWhvby5jby5qcC9uZXdzL2RldGFpbC8yMDIxMDUwNy0wMDAwMDM2NC1qaWpmLW1hcmtldNIBAA?oc=5
2021-05-07 14:18:00Z
52783255142213
Tidak ada komentar:
Posting Komentar