長期金利は今年に入って初めてゼロ%を付けた。米長期金利が5カ月ぶり低水準付近にあることに加えて、前日の10年利付国債入札や日本銀行が実施した国債買い入れオペで需給の良さが示されたことで買いが優勢だ。
|
|
市場関係者の見方
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鶴田啓介債券ストラテジスト
- 10年国債利回りはゼロ%をつけたが、いつゼロを割ってもおかしくない
- 国内勢はゼロ以下への抵抗感から買い進めにくく、追いかけていかない感じだったが、日銀オペで需給引き締まりが示されたこともあり、先物主導で10年金利はゼロを付けるかたちに
- ただ、特段材料なく、先物主導の動きの中でマイナス金利で定着するとはみていない
- 日銀オペは1年超3年以下、3年超5年以下で応札倍率が低く、実勢より少し低いところで札が入り、需給の引き締まりが示され、午後は中期ゾーン中心に金利が低下
日銀オペ
- 残存期間1年超3年以下の日銀国債買い入れオペの応札倍率は2.19倍、3年超5年以下は2.15倍といずれも3月以来の低水準
- 同時に実施された10年超25年以下の応札倍率は2.26倍と前回からやや上昇
- 備考:日銀:国債買い切りオペ一覧 (表)
米長期金利
- 3日の米10年国債利回りは前日比1bp低い1.17%程度で終了。4日の時間外取引では1.18%付近で推移
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiQ2h0dHBzOi8vd3d3LmJsb29tYmVyZy5jby5qcC9uZXdzL2FydGljbGVzLzIwMjEtMDgtMDMvUVg5NzNURFdSR0cxMDHSAQA?oc=5
2021-08-03 22:08:00Z
52783505468797
Tidak ada komentar:
Posting Komentar