【NQNニューヨーク=川内資子】14日の米株式相場でダウ工業株30種平均は続伸して始まり、午前9時35分現在は前日比94ドル32セント高の3万4963ドル95セントで推移している。朝方発表の8月の消費者物価指数(CPI)の伸び率が市場予想を下回り、緩和的な米金融政策が当面続くとの見方から買いが優勢となっている。
CPIで変動の大きいエネルギー・食品を除くコア指数は前年同月比4.0%上昇した。伸び率は前月(4.3%)から縮小し、市場予想(4.2%)より小さかった。前月比でも0.1%上昇と市場予想(0.3%)を下回った。インフレ圧力の高まりがピークアウトした可能性があり、米連邦準備理事会(FRB)は利上げを急がず米株市場に投資資金が流入しやすい状況は続くとの見方が強まった。14日朝の米債券市場で長期金利は前日比で小幅ながら低下して推移している。
長期金利の低下を受けて高PER(株価収益率)のハイテク株の一角に買い直しが入っている。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は5営業日ぶりに反発し、前日比51.516ポイント高の1万5157.098で推移している。ソフトウエアのマイクロソフトのほか、この日オンラインの特別イベントを開くスマートフォンのアップルに買いが先行した。
クレジットカードのアメリカン・エキスプレスや金融のゴールドマン・サックスが高い。原油先物相場が上昇し、石油のシェブロンも買われている。
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2021-09-14 13:52:17Z
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