米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは14日、米最大級の石油パイプライン運営会社にサイバー攻撃を仕掛けて操業停止に追い込んだとされるハッカー集団「ダークサイド」が活動を停止したと報じた。「米捜査当局などの妨害行為」により、運営に必要なインターネット設備に接続できなくなったのが理由という。情報セキュリティー大手「ファイア・アイ」などの分析として伝えた。
同紙によると、ダークサイドのウェブサイトは13日から閲覧ができなくなっている。同紙は「捜査当局がどんな役割を果たしたのかは不明」としている。一時的に活動を停止しても、別の名前で違法行為を再開する可能性があるとも指摘している。
ダークサイドはロシアなどを拠点とする新興のハッカー集団。「ランサムウエア」と呼ばれるコンピューターウイルスを使って企業などのデータを暗号化して盗み、システム復旧の見返りに「身代金」を要求するサイバー攻撃を行っていた。連邦捜査局(FBI)は石油パイプラインの攻撃にダークサイドが関与したと断定している。
米ブルームバーグ通信などは、運営会社がハッカー集団側に500万ドル(約5億5000万円)近くを支払ったと報じている。【ワシントン鈴木一生】
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2021-05-14 21:11:33Z
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