Senin, 28 Juni 2021

米モルガン、自社株買い1.3兆円計画 健全性審査通過で(写真=ロイター) - 日本経済新聞

モルガン・スタンレーは配当を倍増=ロイター

【ニューヨーク=宮本岳則】米銀大手モルガン・スタンレーは28日、最大120億ドル(約1兆3200億円)規模の自社株買い計画を発表した。四半期配当も倍増させる。米連邦準備理事会(FRB)による健全性審査(ストレステスト)を通過し、株主還元制限が解除になった。JPモルガン・チェースなど他の米大手銀も同日、相次ぎ還元策の拡充を公表した。

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FRBは24日に健全性審査の結果を公表した。モルガン・スタンレーを含む審査対象23行について、深刻な景気後退に直面しても損失を吸収できる十分な資本を備えていると判定した。FRBは20年6月以降、新型コロナウイルスまん延時の対応で、米大手行の増配や自社株買いを制限していたが、今回の審査合格を条件に制限を解除すると発表していた。

JPモルガンは28日、四半期配当を従来の1株あたり90セントから同1ドルに増額すると発表した。ゴールドマン・サックスも同日、同2ドルに増やした。従来は同1.25ドルだった。バンク・オブ・アメリカは健全性審査の通過を前提とした250億ドルの自社株買い計画を公表済みだ。

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2021-06-28 23:38:44Z
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