東芝は24日、東京都内で臨時株主総会を開いた。会社を2分割する案を株主に諮ったが、反対多数で否決された。海外ファンドをはじめ「物言う株主」から支持を得られなかった。
島田太郎社長は採決後、「今回示された株主の意見を踏まえ、企業価値の向上のためにあらゆる戦略的選択肢の検討を行っていく」と述べた。東芝は決議に法的拘束力はないとしているが、株主の支持を得たうえで2分割を進める考えだった。否決を受け、撤回を含めた抜本的な戦略の練り直しを迫られる。
東芝は当初、企業価値の向上に向けて会社を3分割する方針だった。海外ファンドなどの反発を受けて、2月に2分割案へ修正した。半導体やハードディスクを手がける「デバイス」事業を本体から切り出し、原子力発電などを担う「インフラ」事業を軸とした会社とは別に上場させる戦略を打ち出した。3月1日には綱川智・前社長が退任し、経営体制を刷新していた。
だが、2分割案に対しても「物言う株主」が「中長期的な企業価値の
一方、大株主の資産運用会社「3Dインベストメント・パートナーズ」が東芝株の非公開化を検討するよう求めた株主提案も否決された。会社は提案に反対していたが、大株主の社外取締役の一人が賛成を表明する異例の展開となっていた。
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2022-03-24 03:24:00Z
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