シャープは4月10日、スマートフォンなどに使える6.18インチのフォルダブル(=折りたためる)有機ELパネルを公開した。「今後数年のうちに商品として出てくるイメージ」(広報)
有機ELパネルは、2018年冬モデルのスマートフォン「AQUOS zero」と共通。もともとフレキシブルなパネルで、偏光フィルム、タッチフィルム、カバーウィンドウといった周辺部材を折りたたみに適したものに変更した。展示したモックアップは谷折りだが、山折りの製品にも応用できる。
曲げたときの曲率半径は3ミリ。30万回の折り曲げ試験をクリアしている。国内のG4.5ライン(基板サイズは730×930ミリ)で製造しており、30インチ程度までなら対応できるという。シャープでは、スマートフォンやタブレット、PC、車載デバイスなどへの応用も検討していく。
折りたためるスマートフォンは、昨年11月に中国のRoyoleが発表した「FlexPai」を皮切りに、Huawei(ファーウェイ)の「HUAWEI Mate X」、韓国Samsung Electronics(サムスン)の「Galaxy Fold」など相次いで披露された。今後、スマートフォンの形状を変えるトレンドになるか注目を集めている。
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https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1904/10/news125.html
2019-04-10 09:21:00Z
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