[ニューヨーク 16日 ロイター] - 米国株式市場は小幅高で終了した。企業決算がおおむね堅調だったことで、S&P総合500種は過去最高値に迫った。ただヘルスケア株が軟調だったことで上値は限定された。
主要3株価指数がプラス圏で取引を終了。S&P500は9月の最高値まで1%未満となった。
バンク・オブ・アメリカ(BAC.N)、ジョンソン・アンド・ジョンソン(JNJ.N)、ブラックロック(BLK.N)、ユナイテッドヘルス・グループUHN.Nなどがアナリスト予想を上回る四半期決算を発表。ただ株価はまちまちだった。
LPLフィナンシャルの首席投資ストラテジスト、ジョン・リンチ氏は「金融やヘルスケアはまちまちだった」と述べた。
リフィニティブのデータによると、米S&P総合500種指数採用企業の第1・四半期決算は前年同期比1.8%の減益となる見通し。直近の予想から大幅に改善しているものの、2016年以降で初の減益が見込まれている。
これまでに第1・四半期決算を発表した42社のうち、利益がアナリスト予想を上回った企業の割合は81%。長期平均の65%を上回っている。
ジョンソン・アンド・ジョンソンは1.1%高。第1・四半期決算は医薬品事業が好調だったことで、一時項目を除く1株利益が予想を上回った。
一方、同じく第1・四半期利益が予想を上回り、通期業績見通しも上方修正したユナイテッドヘルス・グループは、規制当局の懸念を理由に4.0%安だった。
競合のアンセム(ANTM.N)も6.8%安、シグナ(CI.N)も7.8%安だった。
S&Pヘルスケア.SPXHCは2.0%安。
バンク・オブ・アメリカは0.1%高。第1・四半期決算は収入が予想を下回ったものの、費用削減や融資拡大が奏功して利益は予想を上回った。
ブラックロックは3.2%高。第1・四半期利益が予想を上回ったほか、運用資産額も前年比で650億ドル増加した。
S&Pの主要11セクターのうち7業種が上昇。S&P金融.SPSYが1.4%高と上昇率トップだった。
米動画配信サービス大手ネットフリックス(NFLX.O)は第1・四半期決算を受け、引け後の取引で下落した。
米IBM(IBM.N)も決算を受け引け後に下落した。
ニューヨーク証券取引所では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.23対1の比率で上回った。ナスダックでは1.28対1の比率で値上がり銘柄数が多かった。
出来高は65億7000万株。過去20営業日の平均は68億7000万株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 26452.66 +67.89 +0.26 26482.1 26530.7 26397.1 .DJI
9 1 9
前営業日終値 26384.77
ナスダック総合 8000.23 +24.21 +0.30 8000.57 8017.56 7978.81 .IXIC
前営業日終値 7976.01
S&P総合500種 2907.06 +1.48 +0.05 2912.26 2916.06 2900.71 .SPX
前営業日終値 2905.58
ダウ輸送株20種 10826.72 +7.25 +0.07 .DJT
ダウ公共株15種 771.69 -10.40 -1.33 .DJU
フィラデルフィア半導体 1533.22 +47.40 +3.19 .SOX
VIX指数 12.26 -0.06 -0.49 .VIX
S&P一般消費財 942.64 +4.48 +0.48 .SPLRCD
S&P素材 363.80 +1.71 +0.47 .SPLRCM
S&P工業 651.48 +3.81 +0.59 .SPLRCI
S&P主要消費財 583.44 -0.34 -0.06 .SPLRCS
S&P金融 453.93 +6.12 +1.37 .SPSY
S&P不動産 220.41 -5.38 -2.38 .SPLRCR
S&Pエネルギー 499.94 +3.18 +0.64 .SPNY
S&Pヘルスケア 1021.77 -21.12 -2.03 .SPXHC
S&P通信サービス 165.49 +0.35 +0.21 .SPLRCL
S&P情報技術 1353.67 +6.55 +0.49 .SPLRCT
S&P公益事業 291.21 -4.09 -1.39 .SPLRCU
NYSE出来高 7.99億株 .AD.N
シカゴ日経先物6月限 ドル建て 22265 + 45 大阪比 <0#NK:>
シカゴ日経先物6月限 円建て 22255 + 35 大阪比 <0#NIY:>
https://jp.reuters.com/article/ny-stx-us-idJPKCN1RS2B0
2019-04-16 21:42:00Z
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