【NQNニューヨーク=古江敦子】2日の米株式相場は続伸し、ダウ工業株30種平均は前日比267ドル63セント(1.1%)高の2万5742ドル65セントと3月6日以来ほぼ3カ月ぶりの高値で終えた。米経済活動の再開で景気回復を織り込む買いが優勢となり、資本財や素材を中心に幅広い銘柄が買われた。全米で続く人種差別への抗議デモへの相場の反応はみられなかった。
前日に5月の米サプライマネジメント協会(ISM)の製造業景況感指数が上向いたこともあり、米景気は最悪期を過ぎて回復に向かっているとの見方が多い。ダウ平均の構成銘柄では化学のダウが5%高、建機のキャタピラーが2%高となるなど景気敏感株の上げが目立った。米原油先物相場が3カ月ぶりの水準に上昇し、石油のエクソンモービルとシェブロンも買われた。
白人警官による黒人暴行死事件に抗議するデモは2日も続いた。トランプ米大統領は秩序回復に向け、連邦軍の投入も辞さない姿勢を1日に示した。ただ、デモが主要企業の業績に大きな影響が出るとはみられておらず、相場の反応は乏しかった。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸し、前日比56.33ポイント(0.6%)高の9608.37と2月20日以来の高値で終えた。ソフトウエアのマイクロソフトやネット検索のアルファベットなど主力ハイテク株が上昇した。クアルコムが6%高、テキサス・インスツルメンツが4%高となるなど半導体株の一角の上昇が目立った。
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2020-06-02 20:33:49Z
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