Kamis, 16 September 2021

中国恒大、上海上場債券の取引停止を申請 格下げ受け - ロイター (Reuters Japan)

中国恒大集団の主要子会社、中国恒大地産集団は16日、債券の格下げを受け、上海上場債券の取引を1日停止することを申請したほか、再開に当たっては取引メカニズムを変更すると明らかにした。写真は2018年3月、香港で撮影(2021年 ロイター/Bobby Yip)

[上海 16日 ロイター] - 中国恒大集団の主要子会社、中国恒大地産集団は16日、債券の格下げを受け、上海上場債券の取引を1日停止することを申請したほか、再開に当たっては取引メカニズムを変更すると明らかにした。

発表文によると、恒大は15日、同社の債券格付けが「AA」から「A」に引き下げられたほか、債券格付けと発行体格付けの双方がさらなる格下げを見据えた「ウォッチリスト」入りしたとの通知を格付け機関の中誠信国際から受け取った。

上海上場債券はオークション方式による取引が16日からさらなる通知があるまで停止され、交渉方式のみを通じて取引される。

上海証券取引所と深セン証券取引所はここ数日、同社の社債の値動きが激しいことを理由に、繰り返し売買を停止していた。

ある債券トレーダーは取引メカニズムの変更について、市場参加者を減らし、ボラティリティーを抑制することが狙いだろうと指摘。「多くの企業はデフォルト(債務不履行)に先立ち、社債の取引メカニズムを変更する」と述べた。

深セン上場の同社の2023年1月償還債は、直近15日の気配値が24.99元、上海上場の23年5月償還債は30元。

データ会社デュレーション・ファイナンスによると、恒大集団の25年6月償還のドル建て債(利率8.75%)は16日午前の取引で29.375セント。15日の安値から約4セント上昇している。

かつて中国一の販売実績を誇った恒大集団は崖っぷちに立たされている。混乱を伴って幅広い影響をもたらす形の経営破綻に追い込まれるか、あるいは「管理された倒産」を余儀なくされるのか。一方で、政府による救済の可能性は乏しそうだ。

同社の債務危機に対する懸念は、他の中国の高利回り債発行体にも波及。中国のドル建て高利回り債指数は16日午前、20年4月14日以来の安値となる374.646に低下した。

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2021-09-16 02:37:00Z
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