Jumat, 15 September 2023

【↑】日経平均 大引け| 大幅続伸、半導体株が買われバブル後高値に迫る (9月15日) - minkabu PRESS

日経平均株価

始値  33428.44

高値  33634.31(11:03)

安値  33391.46(09:12)

大引け 33533.09(前日比 +364.99 、 +1.10% )

売買高  23億9054万株 (東証プライム概算)

売買代金  5兆6708億円 (東証プライム概算)

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■本日のポイント

1.日経平均は364円高と大幅続伸、バブル後高値に近づく

2.前日のNYダウは331ドル高と堅調で買い安心感広がる

3.SBG傘下の英アームのIPOが好発進しハイテク株など堅調

4.東エレクやレーザーテク、スクリンといった半導体関連が上伸

5.原油価格の上昇でINPEXや石油資源、ENEOSなどが高い

■東京市場概況

前日の米国市場では、NYダウは前日比331ドル高と3日ぶりに反発した。米小売売上高などの経済指標を受けて景気敏感株を中心に買いが優勢となった。

東京市場では、日経平均株価は大幅続伸。幅広い買いが入り、一時3万3600円台まで上昇しバブル後高値に迫った。

前日の米株式市場では、NYダウが3日ぶりに反発。ソフトバンクグループ<9984>傘下の英アーム・ホールディングス<ARM>が新規株式公開(IPO)し好調なスタートを切ったことから半導体株などハイテク株が上昇した。この流れを受けた、東京市場も大きく値を上げて推移。日経平均の上昇幅は一時400円を超え、7月3日のバブル後高値(3万3753円)に迫る場面があった。自動車や商社、海運のほか半導体関連などハイテク株が堅調。原油価格はWTIベースで10ヵ月ぶりに90ドル台に乗せたことから、石油関連株も値を上げた。

個別銘柄では、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>が高く、トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>は上場来高値を更新した。三菱商事<8058>や日本郵船<9101>が値を上げ、日本製鉄<5401>や三菱重工業<7011>が堅調。INPEX<1605>や石油資源開発<1662>、ENEOSホールディングス<5020>が買われた。

半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>といったメガバンクは利益確定売りで軟調。アドバンテスト<6857>やソシオネクスト<6526>が値を下げ、JFEホールディングス<5411>や神戸製鋼所<5406>が売られた。任天堂<7974>やIHI<7013>、日本航空<9201>が下落した。

日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、SBG <9984>、KDDI <9433>、TDK <6762>、リクルート <6098>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約142円。

日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は日東電 <6988>、セブン&アイ <3382>、アドテスト <6857>、東京海上 <8766>、オリンパス <7733>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約16円。

東証33業種のうち上昇は29業種。上昇率の上位5業種は(1)電気・ガス業、(2)石油石炭製品、(3)輸送用機器、(4)パルプ・紙、(5)建設業。一方、下落はの4業種のみで下落率の上位から(1)銀行業、(2)空運業、(3)小売業、(4)保険業。

■個別材料株

△DVx <3079> [東証S]

24年3月期配当予想を増額修正。

△ビジョナル <4194> [東証G]

今期も成長路線継続でプライム申請準備も。

△サンバイオ <4592> [東証G]

7月中間期最終損益の赤字幅縮小が株価を支援。

△エニーカラー <5032> [東証P]

第1四半期は想定以上の大幅増益決算に。

△エコナビスタ <5585> [東証G]

第3四半期営業利益が通期計画上回る。

△アイシン <7259> [東証P]

ギガキャスト導入と政策保有株式ゼロ目標を評価。

△アシロ <7378> [東証G]

第3四半期累計最終利益の通期計画超過を手掛かり視。

△イメージM <7793> [東証G]

第1四半期営業益1億6400万円で通期計画を超過。

△イントループ <9556> [東証G]

24年7月期は45%営業増益へ。

△ソフトバンクG <9984> [東証P]

英アーム<ARM>のIPO好スタートを評価。

▼クシム <2345> [東証S]

今期業績予想と中期計画の取り下げで見切り売り膨らむ。

▼FLネット <9241> [東証G]

前期は一転営業赤字に下方修正で東証は信用規制の臨時措置。

東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)エニーカラー <5032>、(2)ネクステージ <3186>、(3)T-BASE <3415>、(4)大崎電 <6644>、(5)豊田織 <6201>、(6)三菱紙 <3864>、(7)ギフティ <4449>、(8)ソースネクス <4344>、(9)サインポスト <3996>、(10)ニーズウェル <3992>

値下がり率上位10傑は(1)MSOL <7033>、(2)ブラス <2424>、(3)Hamee <3134>、(4)リンクユー <4446>、(5)ポールHD <3657>、(6)鎌倉新書 <6184>、(7)ギフトHD <9279>、(8)エニグモ <3665>、(9)メドピア <6095>、(10)鳥貴族HD <3193>

【大引け】

日経平均は前日比364.99円(1.10%)高の3万3533.09円。TOPIXは前日比22.81(0.95%)高の2428.38。出来高は概算で23億9054万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1227、値下がり銘柄数は553となった。東証マザーズ指数は739.90ポイント(1.14ポイント安)。

[2023年9月15日]

株探ニュース

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2023-09-15 07:13:50Z
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