日本経済新聞社は4日、日経平均株価を構成する225銘柄の定期入れ替えでメルカリ、レーザーテック、ニトリホールディングスを採用して日本板硝子、三井E&S、松井証券を除外すると発表した。
10月2日の算出から反映させる。市場流動性の観点からメルカリ(株価換算係数1)とレーザテク(同0.4)、セクター間の過不足調整でニトリHD(0.3、2024年4月の定期見直し時に0.5に上げ)を採用する。除外3銘柄はいずれも市場流動性の観点による。
新規採用・除外された銘柄は、日経平均と連動する投資信託などの売買で株価が動くことがある。日経平均株価は日本銀行による金融緩和継続や円安、企業改革を受けて、外国人投資家の買いを含めて7月初に1990年3月以来の高値をつけた。アドバンテストやルネサスエレクトロニクスのようなハイテク企業が上昇を先導している。
大和証券の阿部健児チーフストラテジストは、レーザテクのような企業は日経平均採用がすでに予想されていたことで大きなサプライズではなかったとした。その上で「今後、米国金利が下がればレーザテクが入っ たことが日本株の上昇につながることはあるかと思う」と述べた。
(第4段落にストラテジストのコメントを追加して更新します)
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2023-09-04 07:06:58Z
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