5日の債券相場は下落。中央銀行の高金利政策が続くとの見方から英独の長期金利が上昇したことに加え、同日行われる10年国債入札に対する警戒感が強いことが重しになっている。
岡三証券の長谷川直也債券シニアストラテジストは、10年債入札は0.6%台半ばであれば購入を検討している投資家は一定程度存在すると思われるが、市場参加者の半数近くが年度内の政策修正を予想する中、10年債相場には割高感があると指摘、入札結果には慎重な見方を示す。7日に30年債入札を控え、午後も超長期ゾーンの金利に上昇圧力が高まるのではないかと見ている。
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日銀は午前の金融調節で10年国債を1%の利回りで無制限に買い入れる指し値オペを通知。債券先物の決済に使われる受渡適格最割安銘柄(チーペスト)対象の同オペも継続した。
10年債入札
- 発行予定額は2兆7000億円程度
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤原和也債券ストラテジスト
- 相場の不安定感が後退し米長期金利上昇にピークアウト感がみられることはポジティブ
- 海外勢の売りが継続していることや日銀オペの減額観測がくずぶっていることはネガティブ
- 利回りが0.6%台半ばに上昇すると相応の押し目買いが入っており、0.645%を維持して入札を迎えれば何とか需要は集まるのではないか
- 備考:10年利付国債の過去の入札結果 (表)
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2023-09-04 22:22:00Z
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