Kamis, 07 September 2023

【トヨタ センチュリー 新型】スペック比較…ロールスロイスのSUV『カリナン』 - レスポンス

トヨタの最高級ショーファードリブンカー『センチュリー』に9月6日、SUVふうボディの新タイプが追加された。運転手が運転することが前提のショーファードリブンの超高級車といえば、英国のロールスロイスだ。やはりSUVの『カリナン』が最近リリースされており、これとスペックを比較した。

◆ボディサイズ比較

●センチュリー新タイプ

全長:5205mm
全幅:1990mm
全高:1805mm
ホイールベース:2950mm

●ロールスロイス・カリナン

全長:5341mm
全幅:2164mm
全高:1853mm
ホイールベース:3295mm

最大寸法はロールスロイス・カリナンの方が一回り大きい。カリナンは明確にSUVだが、センチュリーのほうは、既存の車種ではSUVのフォーマットに近いものの、トヨタ自らはSUVとは言っていない。

ロールスロイス・カリナンロールスロイス・カリナン

◆居住性比較

●センチュリー新タイプ

室内長:2145mm
室内幅:1605mm
室内高:1245mm

ロールスロイス・カリナンの室内各部寸法はスペックとしては公表されていない。センチュリーもそうだが、装備によって数値は変わるし、このクラスでは、どちらが広い、狭い、と比べるものでもないだろう。

◆エンジンスペック

●センチュリー新タイプ(PHEV)

エンジン型式:2GR-FXS
種類:V型6気筒
総排気量:3.456リットル
最高出力:193kW(262PS)/6000rpm
最大トルク:335Nm(34.2kgm)/4600rpm

フロントモーター
最高出力:134kW(182PS)
最大トルク:270Nm(27.5kgfm)
リアモーター
最高出力:80kW(109PS)
最大トルク:169Nm(17.2kgfm)

システム最高出力:303kW(412PS)

●ロールスロイス・カリナン

型式:N74B68
種類: V12気筒ターボエンジン
総排気量:6.75リットル(6748cc)
最高出力:420kW(571PS)/5000rpm
最大トルク:850Nm(86.67kgm)/1600rpm

パワーユニットを比べても、ロールスロイス・カリナンはひとクラス大型だ。

トヨタ・センチュリー新タイプトヨタ・センチュリー新タイプ

◆燃費、駆動系比較

●センチュリー新タイプ

燃費(WLTC):14.2km/リットル
最小回転半径:5.5m

●ロールスロイス・カリナン

燃費(WLTC):15km/リットル
最小回転半径:13.23m
最高速度:250km/h

カリナンは大排気量エンジンを効率よく回すイメージか。最小回転半径は両車で大きく異なり、センチュリーのほうがより様々な場面での使用を想定している。またセンチュリーの諸元表には最高速度の記載がない。

◆車両価格

●センチュリー新タイプ

2500万円

●ロールスロイス・カリナン

4000万円?

この手の高級車はオーナーがビスポーク(カスタマイズ)するので、車両価格はあまり意味をなさない。センチュリーの2500万円はスタンダードな素のスタート価格。カリナンもメーカー希望小売価格は公式資料に記載されておらず、実勢価格でこれぐらいからか。これだけ払えば買えるけれど、これしか払わない人はいない、という金額だ。

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2023-09-07 09:15:03Z
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