金融庁は4日、中古車販売大手ビッグモーター(東京)による自動車保険の保険金不正請求問題で、同社と損害保険ジャパンに対し、立ち入り検査を実施するとそれぞれ通知した。今月中旬をめどに実施する見通し。損保ジャパンがシェア争いを重視するあまり、不正を助長した可能性があるとみて、企業体質にメスを入れる。
早期に検査へ踏み切る可能性もあったが、8月31日に損保ジャパンなどから提出された調査報告を精査するなどして臨むことにした。保険契約者の保護の観点から問題があった場合は、業務改善命令などの行政処分も視野に入れる。
損保ジャパンについては、ビッグモーターへの事故車の斡旋(あっせん)を再開した経緯を中心に調べる。親会社のSOMPOホールディングスの桜田謙悟会長は損保ジャパンの取締役を兼ねており、問題をどの程度把握していたかも注目される。
ビッグモーターに関しては保険代理店としての立場を悪用し、虚偽の自動車保険契約を結んでいたことなどを調査する。
再発防止策や無料点検 損保各社、ビッグモーター不正で対応急ぐ
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2023-09-04 13:58:37Z
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