IHIが航空機エンジン整備の無資格検査問題で、エンジン部品の製造工程でも不正をしていたことが6日、分かった。必要な資格を持たない従業員が検査していた。今後、詳細が判明し次第公表する見通し。高い安全性が求められる航空機事業で不正が相次ぎ、品質管理のあり方が一層厳しく問われる。国土交通省は今後、行政処分を出す方針だ。
エンジンは米ボーイングや欧州エアバスなどの航空機に採用されている。現時点で安全性に重大な問題はないとみられ、ただちに航空機の運航停止やリコール(無料の回収・修理)には発展しないという。
新たに不正が判明したのは、呉工場(広島県呉市)と相馬工場(福島県相馬市)での部品製造工程。社内規定で定めた資格を持たない従業員が検査をしていたことが社内調査で分かった。IHIは不正があった期間や件数などの確認を進めている。
https://www.sankei.com/economy/news/190406/ecn1904060010-n1.html
2019-04-06 06:19:00Z
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