【NQNニューヨーク=岩本貴子】22日のニューヨーク外国為替市場で円相場は横ばい。前週末と同じ108円80~90銭で取引を終えた。米長期金利の低下で円買い・ドル売りが先行したものの、米株式相場が堅調に推移したことで低リスク通貨である円には売りも出た。
朝方は円買いが先行した。22日米債券市場で長期金利が低下し、日米金利差の拡大が緩やかになるとの見方から円買い・ドル売りにつながった。トルコのエルドアン大統領が20日、中央銀行総裁を更迭した。金融引き締めを掲げていた総裁の更迭で利下げ観測が強まり、22日の外国為替市場でトルコリラが対円で急落。対ドルでも円買いがやや優勢になった。
買い先行後は円は伸び悩む展開。米長期金利の低下や、新型コロナウイルスワクチンの普及期待から米主要株価指数が上昇した。ワクチンの普及が経済活動の正常化を促すとの見方は根強く、市場参加者の心理悪化に歯止めをかけた。
円の安値は108円85銭、高値は108円66銭だった。
円は対ユーロで反落した。前週末比25銭円安・ユーロ高の1ユーロ=129円85~95銭で取引を終えた。
ユーロは対ドルで反発した。前週末比0.0025ドル高い1ユーロ=1.1925~35ドルで終えた。米長期金利の上昇が一服し、欧米金利差の拡大を意識したドル買い・ユーロ売りの勢いが和らいだ。
ユーロの高値は1.1947ドル、安値は1.1911ドルだった。
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2021-03-22 21:56:08Z
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