Senin, 20 Maret 2023

NYダウ反発、382ドル高 金融システムの懸念後退で - 日本経済新聞

【NQNニューヨーク=川上純平】20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、前週末比382ドル60セント(1.2%)高の3万2244ドル58セントで終えた。欧州金融機関の経営不安から金融システムが不安定化するとの懸念が和らいだ。先週末にかけて大きく売られていた景気敏感株が買い直され、相場を押し上げた。

経営難に陥っていたスイスの金融大手クレディ・スイス・グループをスイス同業のUBSが買収することで合意した。世界的な金融危機につながるリスクが後退したとの見方が広がった。米連邦準備理事会(FRB)など日米欧の6中央銀行が協調し、市場へのドル供給を強化すると発表したのも買い安心感を誘った。

金融システムの不安定化が景気を冷やすとの見方が後退し、機械のハネウェル・インターナショナルや建機のキャタピラーなど景気敏感株への買いが目立った。金融のゴールドマン・サックスと同業のJPモルガン・チェースも上昇した。

米長期金利が上昇し、相対的な割高感が意識された高PER(株価収益率)のハイテク株は上値が重く、ソフトウエアのマイクロソフトは下落した。

地域銀行株が全体的に買われる中、資金繰り難が伝わっていたファースト・リパブリック・バンクは47%安と急落した。新株発行による資金調達を計画していると報じられ、資本が毀損しているとの懸念を誘った。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は反発した。前週末比45.025ポイント(0.4%)高の1万1675.538で終えた。電気自動車のテスラと交流サイトのメタプラットフォームズが上昇した。追加の人員削減方針が伝わったネット通販のアマゾン・ドット・コムは、業績悪化を警戒した売りに押された。

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2023-03-20 20:05:02Z
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