[東京 13日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、続落が想定されている。米国でシリコンバレー銀行が破綻したことを受け、投資家は経済への影響を見極めようと慎重姿勢になるとみられる。為替がドル安/円高に振れたことも相場の重しになりそうだ。売り一巡後は、押し目買いが下値を支えるとの見方もある。
日経平均の予想レンジは2万7500円─2万8000円。
前週末の米国株式市場は続落し、主要株価3指数はいずれも1%超安となった。強弱入り混じる2月の米雇用統計を受けて利上げ再加速の観測は和らいだ一方、米シリコンバレー銀行の破綻は景気懸念につながった。
日経平均は、銀行株やハイテク株を中心に売りが先行するとみられる。ドル/円は足元134円台と円高方向に振れており、輸出関連株を中心に重しになりそうだ。
一方、売り一巡後は押し目買いが入るとの見方もある。市場では「米当局による流動性供給が見込まれ、過度に警戒する必要はないのではないか」(東洋証券の大塚竜太ストラテジスト)との声が聞かれる。
時間外取引の米株先物はプラスとなっており、投資家心理の下支えになりそうだ。きょうから国内でマスク着用が個人判断に移行し、経済正常化への思惑が投資家心理の支えになるとの見方もある。
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2023-03-12 23:26:00Z
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